【Hotspot Shieldの評判】無料版の危険性は?デメリットや実際の口コミなど

Hotspot Shield(ホットスポットシールド)には無料版があると聞いて気になっている人もいるでしょう。

ただ「無料版は危険じゃないのか?使いやすいのか?」など気になりますよね。

この記事では危険性や、メリットデメリット、評判などを解説します。

結論から言うと、日本人が使うにはあまりメリットが無いかなという気がします。

Hotspot Shieldの基本情報

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販売会社名 Aura
特徴 無料のプランあり
6.5億ダウンロード
料金※税込み 月額0円~
返金保証 45日間返金保証
同時接続台数 10台
信頼性 軍事レベルの暗号化
サーバー設置数 3200台以上
サーバー設置国数 80ヵ国
ノーログポリシー
キルスイッチ
拠点 アメリカ
対応機種 Windows/Mac/iOS/Android/
Linux/Smart TV/Routers/Chrome
支払い方法 クレジットカード/PayPal
購入先 公式サイトはこちら

Hotspot Shieldのメリット

メリット1:無料版が用意されている

無料版が用意されているVPNサービスはあまり多くありませんが、Hotspot Shieldには無料版が用意されています。

1日500MBまでしか使えませんが、無料でちょっと使ってみたいという人にはありがたいですよね。

500MBでできる事を以下にまとめました。

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500MBで利用できる内容
メール 1000通
Youtube(480p) 1.5時間

ある程度の事はできますね。

メリット2:中国から繋がる

中国から繋ぎたいという人は多いと思いますが、Hotspot Shieldは中国から繋ぐことができます。

ただ最近は中国はVPNへの規制をかなり強めているので、繋がりにくくなっていることは確かです。

またHotspot Shieldに限った事ではありませんが、中国に入ってからはアプリをダウンロードできないので、事前にダウンロードしてから中国に行く必要があります。

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メリット3:長期プランが安い

Hotspot Shieldの料金プランと、他の有名なVPNサービスの料金プランを比較してみます。

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1カ月プラン 1年プラン 2年プラン 3年プラン
Hotspot Shield 月1539円 月879円 月329円
surfsharkVPN 月1883円 月564円 月352円
MillenVPN 月1496円 月594円 月396円
NordVPN 月1672円 月693円 月495円
ExpressVPN 月14.25ドル
(1852円/月)
月9.15ドル
(1190円/月)

3年プランが設定されているVPNはあまりありませんが、3年プランだと月額はかなり安くなっているのが分かると思います。

コストは重要なので、長期利用ならありがたいですね。

Hotspot Shieldのデメリット

デメリット1:無料版サーバーアメリカだけで使いにくい

Hotspot Shieldの無料版は繋げるサーバーがアメリカしかないので、海外から日本に繋ぐといった使い方はできません。

またNetflixなどの動画サービスもブロックされているようで使えないですし、接続スピードもかなり遅めです。

さらに無料版は広告が表示されます。このあたりも通信速度を遅くしている原因かと思います。

そのうえ、1日500MBまでしか利用できないので、かなり限られた使用法になるでしょう。無料版はサポートも使うことができないので、無料版で分からないことがあってもネット検索で調べる事くらいしかできません。

デメリット2:ノーログポリシーはあるが微妙

Hotspot Shieldにはノーログポリシーがありますが、完ぺきとは言えず微妙です。

ノーログポリシーとは:IPや通信履歴などのログを残さずに運営するという方針の事です。ログがないので社員でも内容を見ることができず、情報が流出することがありません。

というのも、以下の情報はログを取っていると書かれているからです。

・セッションの継続時間
・デバイスのハッシュ
・詐欺からの保護
・ユーザーの地理的位置とインターネットプロバイダー/キャリア情報の取得
・近くのサーバーの特定
・広告
・ユーザーがアクセスするドメイン(匿名化されたデータであると主張)

正直この情報だけでも、若干怖さがあります。ユーザーがアクセスするドメインとか、ログを取る必要があるのかと気になります。

デメリット3:日本語サポートはない

有料版にはメールサポートとチャットサポートがありますが、日本語対応していないので、英語でやり取りする必要があります。

英語が苦手な場合は、翻訳サイトなどで頑張るしかないですが、複雑な内容を伝えるような場合にはハードルがあるでしょう。

デメリット4:HPが統一されていない

サーバー数が70だったり80だったり、同時接続数が5だったり10だったり、販売ページ内の情報があちこち間違っていて、どれが本当なのか迷います。

間違いが多いHPは信頼性が下がるので、全体的にしっかり確認して最新情報に統一して欲しいところです。

デメリット5:繋がる動画サービスは多くない

Hotspot Shieldのサーバーは動画サービスからブロックされているのか、つながる動画サービスはあまり多くありません。

動画サービスを利用することが目的であれば、安くてもオールマイティなMillenVPNNordVPNがおすすめです。

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Hotspot Shieldの危険性は?

私の見解ですが、Hotspot Shieldは完全に安全とは言いにくい状況かと思います。

なぜ不安視するかというと、2017年にHotspot Shieldはユーザー情報などログを取り売っているとCDTから連邦取引委員会に報告が上がったからです。

CDT は、カーネギー メロン大学 (CMU) のモバイル アプリ コンプライアンス システムの開発者と協力して Android アプリの慣行を調査した結果、Hotspot Shield がワイヤレス ネットワークの名前、メディア アクセス制御アドレス、デバイスの IMEI 番号などの機密データを共有している多数の事例を発見しました。(引用:CDT

これに対しHotspot Shieldは「デタラメだ」と一蹴しています。連邦取引委員会も調査中のまま進展が無いようで、推定無罪のような状況で放置されています。

このような状況なので、正直ノーログ運営を本当に信じていいのか分かりません。

またHotspot Shieldが運営されているアメリカは5-Eyesの国なので、スパイ協定が結ばれており、情報提供の要請があった場合には応じなければいけません。

ですのでそもそも5-Eyesの国で運営されているVPNにはリスクがあることを把握しておきましょう。

Hotspot Shieldの良い口コミ評判

Hotspot Shieldの悪い口コミ評判


Hotspot Shieldは「Kaspersky」「Bitdefender」を導入すると勝手にインストールされてしまうので、気づかずにインストールしている人も多いみたいです。

またHotspot Shieldが色々とPCの邪魔をしていて、削除したら快適になったという口コミも結構見られます。

Hotspot Shieldがおすすめではない人

  • セキュリティやプライバシーを気にする人
  • 快適さを求める人
  • 動画サービスを利用したい人
  • 日本語サポートが欲しい人

Hotspot Shieldがおすすめな人

  • 無料でVPNを使いたい人
  • 中国から利用したい人

まとめ

無料で使えるというのはメリットがありますが、ここまで述べた通り、正直自信を持ってお勧めできるとは言いにくいです。

ほんのちょっとだけ何かに使用するという使い方ならありかもしれませんが、VPNに快適さは必要だと思います。

有料VPNでも月300-400円程度とスマホのオプションくらいの料金で利用できる優良なMillenVPNNordVPNなどがあるので、検討の余地ありです。

Hotspot Shieldの公式サイトはこちら

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Hotspot Shieldの販売会社情報

販売会社名 Hotspot Shield Inc.
販売会社住所 不明
販売ページ 公式サイト